カテゴリ:市長への手紙( 3 )

基準値越えの堆肥と地場野菜・給食(市長への手紙)

2/6投稿分の市長への手紙にお返事いただきました。
迅速な対応とわかりやすい回答に感謝です。

質問の趣旨は
「市内の堆肥に汚染が見つかったこと」

「(その堆肥が流通しないにしろ)同等の条件で栽培される可能性のある地場野菜の検査は必至」
「学校給食で地場野菜を使う以上、検査すべき」
ということでしたが、どうも質問がうまくないですね。自分。

わかったことは、以下の通り。
1.1月~3月の保育園・小中学校の一食丸ごと検査は、48検体行われること。
2.その中には、地場野菜が含まれる検体もあるらしいということ。

いずれも評価したい内容です。
望むべくは、検査結果公開時に、その回の食材の産地も合わせ教えて欲しいですね。

残念なのは、僕の尋ね方の問題かもしれませんが、
堆肥にセシウムが出た時点で、「たいへんだ!狛江の畑の野菜の安全性を確かめなくちゃ!」とは、
考えなかったらしいこと。給食に出る出ないは別として。

あらためて、以下の2点はなんとかならないのでしょうか。
1.地場野菜の単体での測定
2.給食測定の回数を増やす

質問・要望(新澤)
学校・保育園給食の食材の安全性について、とりわけ放射性物質の問題について心配しております。
一時期、半分近くを占めていた東北、北関東の食材は減っています。加えて市立学校においてキノコ類の使用がないのは、うれしいことです。関係者に感謝したいところです。
懸念されるのは、コマエ産の地場野菜が増えたことです。
11月末の都の放射能検査では、市内の落ち葉・剪定枝を主な原材料とした堆肥で基準値を超えたセシウムが検出されています。仮に農家での自家消費用として生産されており、流通していないにしろ、狛江の地で作られた堆肥に放射性物質が基準を超えて含まれていたという事実は重大です。その後、市が独自に同等の条件で作られた堆肥を測定されていないのは、なぜでしょうか。
狛江で作られた野菜が給食の食材としてコドモたちの口に入るということは、賛成ですが昨年11月、12月に行われた市の給食食材の放射能検査において、狛江の地場野菜は1品として検査対象になってはいません。
今後、行われる検査には、ぜひとも狛江の地場野菜が加えられるべきだと考えますが、市長御自身のお考えをお知らせください。


(回答)

 狛企政発第101319号
                           平成24年2月17日

新澤 克憲 様

                         狛江市長
                          矢 野  ゆたか
          
          市長への手紙の回答について

 この度は「市長への手紙」をありがとうございました。
 内容について、以下のとおり送信申し上げます。今後とも狛江市政にご意見、ご要望をお寄せください。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 学校給食に対するご質問もありますので、教育委員会と調整の上、回答申し上げます。

 落ち葉、剪定枝を原料とした堆肥については、東京都とJAが連携して、29市区町村より129検体を採取、検査を行い、その結果が平成23年11月に公表されました。内容は狛江市を含む10自治体の農家から提供された13検体より暫定許容値を超える値が検出されたというものでした。市内からは3農家が1検体ずつ提供し、そのうちの1農家の検体から放射性セシウム暫定許容値400Bq/Kgのところ、410Bq/Kgが検出されています。なお、この堆肥は使用前のものです。
 これらの結果を受け、国及び東京都から、平成23年産の落ち葉や剪定枝を原料とした堆肥の生産及び使用はすべて見合わせるよう農家に対し周知され、現在放射性物質が検出される堆肥は施用・流通していませんので、市で独自に検査を行う予定はありません。
 なお、今回のご意見があり、改めて東京都に今後の検査予定について担当の地域活性課より問い合わせましたが、同様の理由により東京都においても予定はしていないとの回答があったと報告を受けています。

 次に給食についてですが、子どもたちや保護者、市民の皆さんの不安を解消し、安心して給食を食べてもらうという観点から、消費者庁の地方消費者行政活性化交付金を活用し、平成23年11月から12月末までの間に、給食食材の放射能検査を実施し、公表しています。
 当初は平成23年12月までの測定ということでしたが、この間、学校や保育園の保護者等からは、給食食材放射能検査の継続や調理された給食の放射能検査の実施を望む意見が複数寄せられました。
 これらのことを踏まえ、平成24年1月以降、3月末までは、認可保育園及び市立小・中学校における給食の放射性物質の測定を継続して行っています。調理後の給食をまとめて測定する方法で実施することとし、認可保育園9園及び市立小学校6校、中学校給食でそれぞれ3回ずつ、給食そのものを計48検体、測定していく予定です。保育園給食に地場野菜を使用していませんが、学校給食の放射性物質測定の中には地場産野菜も含まれています。
 平成23年7月1日付け「市長への手紙」回答と一部重複しますが、東京都とJA東京中央会で組織する「都内農産物の放射性物質の影響に係る対策会議」において、放射性物質の検査が実施されており、狛江の農産物は、平成23年6月29日から30日にかけて1回目としてホウレンソウ1検体、8月24日から25日にかけて2回目としてナス1検体、10月19日から20日にかけて3回目としてエンサイ(空心菜)1検体、平成24年2月7日から8日にかけて4回目としてコマツナ1検体の検査が実施され、全ての農産物で放射性ヨウ素、放射性セシウムともに検出限界値未満という結果でした。
 今後とも、市及び教育委員会では、地場野菜も含めて、特定の食材の測定は、緊急を要する場合や報道等で測定が必要と判断される場合など、状況に応じて検討してまいります。

 以上、回答申し上げます。ご理解いただければ幸いです。


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by shinzawa-k | 2012-02-17 18:59 | 市長への手紙

拝啓 狛江市長さま

狛江市長 矢野裕 様

狛江の子どもを内部被爆から守る要望書

KOMAE no KODOMO〈こまえのこども〉
〜狛江の子どもの未来を守るネットワーク〜 代表世話人:新澤克憲


2011年3月11日に発生した福島第一原発事故を境に、私たちを取り巻く環境は大きく変化しました。各自治体においては、住民の健康を守るために様々な対応を行っています。狛江市においても、空間線量の測定をはじめ、保育園・小中学校の給食食材の放射線測定などが行われており市民の健康への配慮、大変感謝しております。
 
原発災害において、原発周辺を除いた区域に最も大きな被害をもたらすものは、空間放射線による外部被曝よりも、呼吸や飲食物摂取による内部被曝といわれています。 また、年齢が若いほど放射能の影響を受けやすく、低線量でも長期間にわたる内部被曝は危険性が高まります。被曝量と疾病との関係については諸説ありますが、重要なことは、放射能に、これ以上なら絶対に安全であるという「しきい値」など存在しないということです。

事故から1年、福島第一原発を由来とする放射性物質は予想を超えた拡散状況を呈してきました。食材選びも、海流による広範囲の拡散、おが屑を媒介としたキノコの汚染、さらにはサンプル検査自体への疑義など、福島からの距離ではなく、原産地を見極め、流通や製造過程を検証していくことが求められています。また、空間線量も、雨水や気候条件による濃縮や移動のためか、各地で予想もしなかった所にマイクロスポットが発見されています。
子供たちの健康を考えるならば、我々はより慎重でなくてはなりません。狛江市においても、他の自治体に遅れることなく最新の汚染情報の収集に努め、市民の安全の確保に努めていただきたと思います。

私たちは、上のような危機感のもとに、要望をいたします。




要望事項(全9項目)

放射線測定に関連して

1.市内の公共施設、教育・保育施設、公園等の再度の放射能測定をし、安全確認を行ってください。
2.市内の複数個所の農地の土壌測定を行うと共に狛江産の農産物のゲルマニュウム測定を行ってください。


給食に関連して

A保育園・小中学校共通
3.給食に使用する食材に関して、汚染情報の多いキノコ類、日本近海の海産物、牛乳の使用を当面、中止してください。(出汁用、調理用を問わず)
4.各地の食材測定の情報収集に努め、微量であっても放射能物質の検出された食材や産地をあらかじめ避けるような手立てを講じてください。
5.使用食材の産地公開に関して、曖昧さがなく、迅速でかつ利便性の高い方法で行うこと。さらに学校間・保育園間の情報公開の格差をなくしてください。
6.内部被ばくの低減については、保育園や学校の重点的な取り組みとし、学習会を開くなど家庭と教育・保育現場の連携を深めてください。

B 保育園
7.契約農家等を増やし、南からの食材調達を進めてください。
8.弁当の持参について合理的、人道的な視点に立ち、希望をかなえてください。

C 小学校
9.使用頻度の高い狛江産の農産物について、放射線測定を行ってください。その際、測定の回数・精度を検討し、安全性を確保してください。


理由説明

(要望事項1および2に関連して)
3月11日の事故以降、雨水による濃縮などのためか、汚染状況は変化しています。隣の世田谷区のホームページを見ても、現在44ヶ所の市民による通報があり、学校が7校、保育園2園での除染対策がおこなわれています。
狛江においても、すでに測定が行われた場所にこだわらず、公道、公共施設の雨水の集まる場所(U字、L字側溝、雨どいの下等)を再度測定し、安全性の確認を行うべきと考えます。
特に学校・保育園の敷地内の測定においては、近隣の区・市で高線量の場所が見つかった箇所を重点的に測定し、その結果を公開してください。また、高線量の箇所が発見された場合は、除染等の必要な措置を講じてください。その際は保護者の測定への参加を許可してください。
また、関東各市(*)にみられるようにシンチレーション式測定器(主としてホリバradi1000)を揃え、測定を希望する市民への貸し出しをしてください。

(*)成田市、千葉市、船橋市、市川市、浦安市、松戸市、印西市、白井市、つくば市、守谷市、龍ケ崎市、神栖市、小美玉市、那珂市、横浜市、さいたま市、瑞穂町、新宿区、葛飾区、江戸川区、中央区、渋谷区、文京区、港区、中野区、調布市、府中市、小金井市ほか多数


(要望事項2に関連して)
昨年、都の測定において、市内の農家の剪定枝から作られた堆肥から基準値を超えたセシウムが検出されました。市内にそれだけのセシウムが蓄積されるところがあることを考えるならば堆肥や農地の土壌測定の必要性は明らかです。市内の農家は学校給食に食材提供しており、子どもの食の安全性を守る上でも生産者の協力を得て測定を実施していただきたいと考えます。狛江の地場野菜が高頻度で学校給食に使用されるにもかかわらず、農地の土壌測定が行われていないのは、市民の健康を軽視していると言わざるを得ません。

(要望事項3、要望事項9に関連して)
昨年から行われている給食食材の検査は、保護者の切望したものであり、実現したことにお礼を申し上げます。現時点では給食に使われる食材のごく一部が測定されたにすぎず、安全性を確認するには、今後も同様の検査を継続していただきたいと考えています。とりわけ、過去のチェルノブイリ等の知見からも、牛乳を含む乳製品やキノコの使用にあたっては、食品会社の検査結果を鵜呑みにせず、厳しく検査を行う必要があります。さらに昨年の検査検体から狛江産の野菜が除外されたことは、意外であり、残念であります。小学校給食に狛江産野菜の使用頻度が多いことからも、地場野菜の放射線量の測定が多くの品目で継続的に行われるべきだと強く訴えるものであります。

(要望事項4に関連して)
安全性を求めるのならば、すべての食材の検査が行われることが必要です。しかし、それがかなわない現状では、より汚染の少ない地域の食材を選択し、使用するのはやむを得ないところです。検査が行われるまでの期間、太平洋岸で捕獲・水揚げされた水産物や牛乳を含む乳製品やキノコの使用を中止していただくようお願いいたします。また、放射性物質の降下量が多かった東北、北関東の農産物の使用については、すでにお願いした通り、可能な限り、降下量の少ない地域からの調達に切り替えていただくよう重ねてお願いいたします。
食品の放射能測定については、地方自治体による測定結果が厚生労働省により公開されているほかにも生協組織等も自主的に測定・公開しています。仮に狛江市自らの食材の測定が不十分でもそれらの最新のデータを参照しながら、食材選びに役立てていくことはできるはずです。残念ながら、市立保育園・市立小学校においては、厚生労働省のサイトで少量のセシウムが含まれると公表された食材が、公表後も給食食材として使用されています。事前の情報でこれらの食材の使用を事前に防ぐことができたにも関わらず、使用が継続されました。なぜ安全性を確保できなかったのかと残念でなりません。市においてはこの間の経緯を検証いただき、今後は放射性物質が食材に含まれることのないよう事前情報の活用について最大限の努力をお願いするものです。

(要望事項5に関連して)
保育園、小学校において、掲示板に産地の公開をしていただいていることには感謝をしているところです。しかしながら、公表される産地名には、加工地と原産地の混同や曖昧な情報も少なくありません(例えば、原産地=北洋など)。その表示については、できるだけ正確を期するようお願い申し上げます。
食材の産地公開の方法については、掲示板を見に行けない保護者にもご配慮ください。現状のHP上で行われているような月単位の全市の一括公開は、全体の把握には役立つものの、今日わが子の口に入った食材を把握することはできません。学校・園単位迅速な公開(学校別のメール配信や早期のインターネット上での公開)を希望します。準備に時間がかかるのであれば、上記の公開が実現するまでの間、一部の小学校で実施されているような学校毎の月別の食材と産地の一覧を全家庭に対して配布してください。

(要望事項7に関連して)
児童青少年課においては、保護者の産地の変更の要望に対し、大分産の農産物の導入を約束していただき感謝しております。しかしながら、二月現在、実際にはほとんど大分産が使用されていない現状はどうしたことでしょう。大分にこだわることなく、契約農家を変更あるいは増やすことで、南からの有機野菜をより多く、給食にとりいれていただくようお願いします。

(要望事項8に関連して)
市立保育園の給食の現状が上に記したとおり「検査による食材の安全確認が完全でなく」「事前の測定情報の活用が不十分で放射性物質の混入の可能性のある食材が使用される」ことに加え「産地の南への変更が進んでいない」ことを顧みれば、市の提供する保育園の給食の安全性が十分に保障されていないと判断し、家族の手作りの弁当を持参することを希望する保護者がいることは不思議ではありません。ところが担当課においては、児童福祉法あるいは設備基準もひきあいにだし、「保育施設における市の給食の提供義務」があたかも「園児が保育園給食を食べる義務」であるかのように誤解を与える説明を昨年より繰り返し、保護者の懸念に正面から答えてはいません。「食材の安全性」を問う保護者に「保育の義務」を説明するという奇妙なやりとりが続いています。
弁当は食中毒が起こる、栄養失調が心配だ、半減期が30年だから長期的な対策をなどと論点を次々とずらして、はぐらかすのではなく、そもそも給食の安全性の確保が、未だに十分果たされず、児童青少年課が公の場で約束した南からの食材調達がまさしく「空手形」であったことが市の保育全体に対する不信感を助長していることを自覚し、それが実現するまでの間、弁当の持参を許可するべきだと提案いたします。そして、弁当持参に伴う危険(食中毒や栄養障害)をどう回避していくかについて現実的な話し合いを弁当持参を希望する保護者と始めることを希望いたします。

以上

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昨日、狛江市あてに送付した要望書です。
関係機関におかれましては、議会等、ご多忙かと存じますが、
よろしくお願いいたします。
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by shinzawa-k | 2012-02-17 08:52 | 市長への手紙

[市長への手紙]への手紙

6月に送った市長への手紙の返答がありました。
狛江産ホウレンソウの検査結果を待っての返信だったのかと推測します。
目新しいものはないけれど、市長、ありがとうございました。
がんばろう、情報公開 :)

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狛江市長
                          矢 野  ゆたか
          
          市長への手紙の回答について

 この度は「市長への手紙」をありがとうございました。
 内容について、以下のとおり送信申し上げます。今後とも狛江市政にご意見、ご要望をお寄せください。



 前回のメールでお答えできなかった給食等の食材について、教育委員会と調整の上、回答申し上げます。

 給食食材の産地の掲示についてですが、すでに毎日、各小学校では給食サンプル置き場の前や昇降口付近等に、その日の青果の種類及び産地の一覧を掲示しております。お知らせの方法につきましては小学校毎に異なりますが、次回の学校だよりや給食だより等に掲載される予定です。
中学校給食では、6月14日付け「市長への手紙」にて回答のとおり中学校給食のホームページにその日の青果の種類及び産地を掲示しています。
市立保育園では、出入口の見やすい場所にその日の青果の種類及び産地の一覧を掲示しております。
 食材の安全性についてですが、現在納品されている給食の食材は、原則として、厚生労働省が放射性物質の検査を行った上で出荷されているもので、安全であると理解しています。
 なお、農産物については、東京都とJA東京中央会で構成される対策会議が設置され、都内全域で放射性物質検査を実施しています。狛江市でも6月に測定され放射性ヨウ素及び放射性セシウムともに不検出でした。今後とも動向には注意し、必要な場合には関係機関と連携し速やかに対応いたします。

 狛江市及び教育委員会では、今後とも児童・生徒や市民の皆様の安心安全に配慮した対応に努めてまいります。

 以上、回答申し上げます。
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by shinzawa-k | 2011-07-02 10:51 | 市長への手紙


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