第2回狛江の放射能を心配する有志による情報交換会(9/21)

「コマエノコドモ」「狛江の放射能を測る会」「野菜プロジェクト」ほかの狛江市内で放射能測定などをしている団体・個人の2回目の情報交換会が中央公民館で開かれました。(PM1:00~4:30)
今回は3団体以外のかたの参加も増え、新しい情報と熱い議論の交わされた良い集まりだったと思います。参加された方、ありがとうございました。
また、今回は市職、教員、保育関係者の参加はありませんでしたが、今後もお待ちしたいと考えています。
以下、簡単ですがレポートです。(画像はクリックすると全体が見られます)

【参加者】

狛江の放射能を測る会から、西尾さん、須貝さん、鈴木えつお市議、岡村しん市議ほか。
野菜プロジェクトから高木さん
生活者ネットから池座さん、吉野市議 佐々木さん
そのほか市原市議、調布市からお二人、狛江の市民お二人、そのほか。
コマエノコドモから、新澤ほか全7名の計24名でした。

【報告】
狛江の放射能を測る会
継続して行われている市内の定点での線量測定では、おおむね横ばいか減少傾向にあること。毎月行っている市内41地点における定点観測の結果をみると2012年の秋から冬にかけて、わずかだが空間線量があがっており、春になると再び下降しました。線量は全体として減少傾向にありながらも年内変動があります。空気の乾燥した冬の時期に、関東以北で埃や砂塵が舞い上がったものが、北風に乗ってきていることと関連しているのかもしれないとの報告でした。
狛江市の空間線量の測定については、「走行サーベイでは小さなホットスポットの検出が難しいこと、学校・保育園・公園(測定はしている)内のデータがWebには表示されていないこと、3月以降、定期的な走行サーベイが為されていないなどの問題点もある」との意見が述べられました。
月一回の保育園・小学校の給食のゲルマニューム測定について、市として測定を行ったことは評価するが、調理済み食品だけであり、相当放射能濃度の高い食材が混じっていないと検出されない可能性について意見が述べられました。

狛江の放射能を測る会の定点観測データ(市内41ヶ所、月1回の計測、HORIBA radi A-1000)
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Google Map上の詳細データはこちらです。[http://bit.ly/MZ3vNs]


野菜測定プロジェクト
あらたに狛江産、調布産の地場農産物3検体の測定を行いました。梅、エダマメ、ナス、いずれも検出下限値以下との報告でした。
測定した数値について店頭に表示などして消費者に情報提供する方がいいのではないかと農協に交渉したところ、民間団体の測定の信頼性の問題から難しいとの回答を得たとの報告がありました。また、高木さんのご友人から調布市での活動の様子を教えていただきました。

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コマエノコドモ
市の空間線量測定の結果については、信頼をおくものの、局地的なホットスポットの懸念を述べました。
(1)市の50センチ高の空間線量の測定で問題なしと判断されても土壌検査をすると3桁以上の放射性セシウムが検出された場所がありました。
該当する場所は子供が日常的に使用するグラウンドす。市の測定では0.051μSv/hでしたが、同時期に私たちが土を採取しておこなった土壌検査では355Bq/kgのセシウムの検出がありました。

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市の測定マップ上では、0.050ないしは0.051μSv/hと公表された地点から採取したものです(下図)
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この場所の測定からは、空間線量に反映されなくても局所的に放射性物質が滞留している場所があることを示しています。同時に「事故以前の数値にもどったのはあくまでも空間線量上のことであり、セシウムについていうならば、土壌にまだ相当な量が含まれている可能性があると考えます。

(2)コマエノコドモの会員の子どもたち15人の甲状腺検査・血液検査の結果を公表しました。15人中9名の甲状腺にのう胞が見つかり、8人が血液検査でなんらかの所見があると指摘されました。この事実は2011年3月に狛江に居住していた子どもたちにも現在あるいは将来、健康被害が出るという危惧を抱かせるもので、広く危機意識を共有したいと発言しました。


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(3)現在の陰膳方式の給食測定は食事に含まれる総セシウム量の管理という視点からは意味を認めるが、規制を超えた食材が少量混入した場合は見過ごされてしまうとの懸念があると発言しました。現行の検出限界1.0Bq/kg程度の検査であれば100Bq/kgのセシウム含有のシイタケ1/3本程度が含まれるとギリギリ検出されるとの試算を示しました。

市原市議
市原市議からは24年と25年に測定した結果が発表されました。市内のご自宅のキンモクセイの葉や腐葉土からセシウムが検出されました。検出された検体では25年の方が値が下がっていて半減期の影響があることはうかがわせました。
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以上の情報交換会後、今後の方向について話し合いました。
概ね、次のようなことが確認されました。
給食食材の測定については今後も継続して市の測定を求めると同時に効果的な測定について足並みを揃えて要望していくこと。
市内の汚染について現行の地上50cmの空間線量の測定だけでは心配が残る。特に公園、園庭、校庭などは市民参加の上、効果的な測定を行うことを要望していくこと。陳情採択後、実現していない土壌測定について実施を求めていくこと。
子どもたちの検診結果や地場野菜の測定結果など、広く市民に知ってもらい情報を共有したい。そのために今後できることを考えていく。
年内をめどに次の会合をもつ。



各団体・個人の当日の資料はこちらから見られます。

狛江の放射能を測る会
野菜プロジェクト
コマエノコドモ
市原市議
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by shinzawa-k | 2013-09-28 14:30 | コマエノコドモ


シンザワカツノリ 障害を持った方たちの地域支援をしています。広島生れ。小3男子の父。KOMAEnoKODOMO世話人


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