狛江市の検査体制について、提案!
前のブログで書いたように食事の管理は、まず次のことが考えられます。
a. 放射性物質を取り込みやすい食材を排除すること
b. 食材の産地をより厳密に選定すること
c. 放射能の影響を低減するための調理法の工夫を行うこと
d. 上記の対策を行うことで損なわれる栄養素を摂取するための代わりの食材に配慮すること
さらに今日は、もう一点付け加えます。
e. もし食べてしまったのならば、その量を出来る限り把握し、今後の健康管理に役立てていくこと
東大の早野先生が主張されている方法に、給食を毎食、ミキサーで粉砕してゲルマニウム検査にかける方法があります。皆が心配しているのは、ほとんどの食材が検査されていなかったり、「ND」との結果ばかり。検査法もまちまち。そんな食材を食べ続けても本当に大丈夫か、ということだと思います。でも、現実的にはすべての食材を検査はできない。そこで、1食まるまる検出限界の低い精度の高いゲルマニウム測定器での検査をする。もし、何もでなければ、OK。残念ながら検出されたなら、さらに原因となった食材がなんだったかを突き止める。そして、それを一定期間続けていけば、子供が摂取した放射性物質の累積量が把握でき、「自然放射線量と比較すれば、高くはないな」とか「少し高すぎるから、外食は控えておこう」などの判断ができます。また、給食を提供する人たちにとっても、放射性物質を取り込みやすい食材を排除し食材の産地を選定する時の、大事なデータを得られるはずです。
しかし杉並が導入するという3000万円近いゲルマニウム測定器を小さな狛江市に要望するのも現実的ではありませんし、専門性から考えても、外に検査依頼を出すのがいいと思います。
そこで、自分たちの町の検査体制として、
1.関東の市町村がすでに導入を始めている「NaI(Tl)ガンマ線スペクトロメータ(タリウム活性化ヨウ化ナトリウムガンマ線スペクトロメータ)」を市で購入して、使用頻度の高い主食用の米や肉類、根菜類などを、原則として食事に出される前に、検出限界10ベクレル程度にまで精密に測ること。
2.調理済み給食一食分をミキサーで粉砕の上、外部機関の協力を得て、高性能のゲルマニウム測定器により検査を行い、厳密な放射性物質の検出を行うこと。
以上の二つを市に対してお願いをしてみたらと思っています。狛江の保護者のみなさん、関係者のみなさんはどう思われるでしょうか。山本さん、親の会としても対応できないかな。ぜひ、意見をください。それを元に要望書書いてみます。
(注)
1の方法は、例えば大地を守る会が採用している「その2」にあたります
大地の会
ただし、1検体あたり2~10時間を費やすので、何を測定するのかの見極めと
検査人員の確保が大事です。市職員に機器を扱えるよう研修を受けていた
だき、ある程度の専門性を確保しますが、ただし、実際の運用にあたっては、
市、仕入れ業者、保育園・学校の給食関係者、保護者参加で、どんな食材を
測定するか決めていく仕組みが大事。
機器は、下のような自治体が導入していますね。
(流山市)
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/houshanou/taiou.htm
(市川市)
http://www.city.ichikawa.lg.jp/res08/1111000039.html
(鎌ヶ谷市)
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/news/noushin/h230804nousanbutsu_bunsekiki.html
2の方法は、新宿区の例が参考になります。
http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/seikankyo02_001004.html
これが、毎日出来たら、すごいな。
a. 放射性物質を取り込みやすい食材を排除すること
b. 食材の産地をより厳密に選定すること
c. 放射能の影響を低減するための調理法の工夫を行うこと
d. 上記の対策を行うことで損なわれる栄養素を摂取するための代わりの食材に配慮すること
さらに今日は、もう一点付け加えます。
e. もし食べてしまったのならば、その量を出来る限り把握し、今後の健康管理に役立てていくこと
東大の早野先生が主張されている方法に、給食を毎食、ミキサーで粉砕してゲルマニウム検査にかける方法があります。皆が心配しているのは、ほとんどの食材が検査されていなかったり、「ND」との結果ばかり。検査法もまちまち。そんな食材を食べ続けても本当に大丈夫か、ということだと思います。でも、現実的にはすべての食材を検査はできない。そこで、1食まるまる検出限界の低い精度の高いゲルマニウム測定器での検査をする。もし、何もでなければ、OK。残念ながら検出されたなら、さらに原因となった食材がなんだったかを突き止める。そして、それを一定期間続けていけば、子供が摂取した放射性物質の累積量が把握でき、「自然放射線量と比較すれば、高くはないな」とか「少し高すぎるから、外食は控えておこう」などの判断ができます。また、給食を提供する人たちにとっても、放射性物質を取り込みやすい食材を排除し食材の産地を選定する時の、大事なデータを得られるはずです。
しかし杉並が導入するという3000万円近いゲルマニウム測定器を小さな狛江市に要望するのも現実的ではありませんし、専門性から考えても、外に検査依頼を出すのがいいと思います。
そこで、自分たちの町の検査体制として、
1.関東の市町村がすでに導入を始めている「NaI(Tl)ガンマ線スペクトロメータ(タリウム活性化ヨウ化ナトリウムガンマ線スペクトロメータ)」を市で購入して、使用頻度の高い主食用の米や肉類、根菜類などを、原則として食事に出される前に、検出限界10ベクレル程度にまで精密に測ること。
2.調理済み給食一食分をミキサーで粉砕の上、外部機関の協力を得て、高性能のゲルマニウム測定器により検査を行い、厳密な放射性物質の検出を行うこと。
以上の二つを市に対してお願いをしてみたらと思っています。狛江の保護者のみなさん、関係者のみなさんはどう思われるでしょうか。山本さん、親の会としても対応できないかな。ぜひ、意見をください。それを元に要望書書いてみます。
(注)
1の方法は、例えば大地を守る会が採用している「その2」にあたります
大地の会
ただし、1検体あたり2~10時間を費やすので、何を測定するのかの見極めと
検査人員の確保が大事です。市職員に機器を扱えるよう研修を受けていた
だき、ある程度の専門性を確保しますが、ただし、実際の運用にあたっては、
市、仕入れ業者、保育園・学校の給食関係者、保護者参加で、どんな食材を
測定するか決めていく仕組みが大事。
機器は、下のような自治体が導入していますね。
(流山市)
http://www.city.nagareyama.chiba.jp/section/houshanou/taiou.htm
(市川市)
http://www.city.ichikawa.lg.jp/res08/1111000039.html
(鎌ヶ谷市)
http://www.city.kamagaya.chiba.jp/news/noushin/h230804nousanbutsu_bunsekiki.html
2の方法は、新宿区の例が参考になります。
http://www.city.shinjuku.lg.jp/anzen/seikankyo02_001004.html
これが、毎日出来たら、すごいな。
by shinzawa-k
| 2011-09-22 07:55
| 狛江市との話し合い