放射性物質ゼロからの勉強会

放射性物質ゼロからの勉強会 
東京大学大学院総合文化研究科 助教 小豆川勝見先生
7/16 三鷹

とっても簡単な言葉で核分裂からチェルノブイリまでよどみなく説明してくださり、ずいぶん賢くなった気がしました。
会場とのやり取りがヒートアップした話題は、チェルノブイリ事故に関する健康被害の見立てに関する部分、高線量下の健康被害として建屋内で作業した人たちの28人が亡くなり、低線量下では子供の甲状腺ガンの発生が30倍に増えた以外には統計的な有意差はないというところ。とんでもない、もっと多いはずだという会場と、現在までの研究ではそこまでしかわかっていないという小豆川先生や同僚の先生と会場のやりとりの真剣さには息を呑みました。

以下、自分のノートからいつかのポイント
・原発周辺エリアの汚染は、「凄惨な現場」と言わざるを得ない。
・詳細な分析から プルトニウムは少なくとも飯舘村まで飛んでいることがわかった。
・土壌では線量は数年間ほとんど変わらず。田んぼのCs137は9年間で半分になる(半減期より早い)
・都会ではコンクリートが多く、土より染み込みにくい。それで雨水で流されて下水処理場へ行き、「南部スラッジプラント」(大田区)等の深刻な問題を引き起こしている。

線量計を用いた測定について
・本来ならば校正をおこなうべきだが、難しいのなら、同じ線量計を用いて、定点観測や、相対変化をみるのがよい。
(風によって吹き上げられた放射性物質が悪さをする可能性がまだある)
・(私の質問に答えて)校正を経ていない複数の線量計でも、それぞれが測って線量の高いところがあれば、みんなで測りにいくなどの工夫をして、「線量の高い場所を探す」ことは十分可能。

講義部分は大体、このくらい。
あとは、線量計で実際試料を測りました。
試量は3つあったが、2つを紹介します。
こんな感じ。
d0237383_1585117.jpg

大昔、友人にくっついていった「モデル撮影会」をなぜか思い出した。
中央にあるのが0.21μSV/hのサンプル。5分の計測で私のRADEX 1503は0.18μSv/h TERRA MKS-05が0.16μSv/hでした。
つぎに高線量のサンプル(6.6μSv/h)
d0237383_202126.jpg

RADEX 1503は5,3μSv/h TERRA MKS-05が6.56μSv/hでした。
なかなか大健闘です。
(先日、チェルノブイリの架け橋の方と測り比べさせていただいたとき、両方ともALOKAのシンチ式が0.04μの時にも、0.10とか0.12の値を出していたので
実際より高くでると思っていたのですが、今回はむしろ低くでました。
前回のような低い場所では高めに、少し高くなると校正されたALOKA並みの数字になるのかな?)

帰り道の狛江市役所前です。
前回測ったときよりも低めです。
d0237383_212110.jpg



以上
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by shinzawa-k | 2011-07-17 02:01 | 勉強会


シンザワカツノリ 障害を持った方たちの地域支援をしています。広島生れ。小3男子の父。KOMAEnoKODOMO世話人


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