要望書の回答(4/7追加あり)
2月14日に狛江市に要望書を提出したのはすでに報告したところですが、
http://papaman1.exblog.jp/15444168/
昨日、狛江市より回答がありました。
年度末のこの時期に回答をいただけたことに市に対して感謝するとともに、
これを機会に議論が深まることを期待します。
PDF版
http://twitdoc.com/upload/shinzawa_k/komae-kaito2012-03.pdf
内容的には、いままで市から説明を受けたものから、一歩踏み込んだものはないようです。
市はきっと、コマエノコドモは、ずっと同じことを言っていると思っているのでしょう。
だから同じ返答になるのでしょう。
でも、僕たちが、なぜ同じ問いかけをするのかを理解できていないようです。
僕は、できないならできないなりに「なぜ、難しいか」という説明がほしいのです。
それがほとんどないのが残念です。
それがあれば、「代案」「対案」の提示ができるのです。
限られた条件のなかで、ともに考える事が出来るのです。
この町は、残念ながら、それが苦手なようです。
コマエノコドモのメンバーの要望書についての感想を紹介します。(4月7日追加)
A
気になったのはまず2の要項。
こちらは土壌の検査を要求しているのに、たった4回の農産物の検査結果を引き合いに出すのは質問・回答がちぐはぐです。
農産物によっての移行率のちがいがあるし、野菜で不検出でも土壌が安全とは限らない。農産物と土壌を分けて考えて欲しいです。土壌については回答頂けなかったと受けとっています。
農産物の検査については、畑によっても汚染度にばらつきがあるはずで、狛江市全体の農地に対して4回の検査では少なすぎると思います。都の検査だけに頼らず狛江市としても積極的に地場野菜の測定に取り組んで欲しいです。
あとは、公共施設等の測定や給食の測定・食品産地の選び方に対して、数回の検査で不検出だから現状大丈夫というのは納得できないです。
震災後時間がたって、放射性物質がたまりやすい所に濃縮されているかもしれません。
また、何回かありましたが突然セシウムの降下量が増えたりした後は数日間だけでも関東の野菜は避けるなどの対処をしてもよかったのでは?
事態は流動的なのに数少ない検査結果をもって安全だと言うのはおかしいと思います。
B
市として「子ども達未来を」&市民の声に対して対応するという気はないのだなぁ…というのが正直な感想です。
C
1に関しては、そもそも測定場所が市役所前だけというのが意味あるのかなあと。ホットスポットというものを理解してないですね。市役所なんかより、砂場や公園を順番に測定すべきなのに。
2ですが、狛江の堆肥から基準値超えが出たことに関する危機感ゼロですね。それなりに汚染されてる意識が無いんでは…しかも都の行う検査にたったの1検体出して、全体が掌握できるはずないのに…と呆れました。
3:キノコ見合わせについては評価します。牛乳に関しては海老名でも少量ですがセシウムが検出されたようです。他の検出情報をもっと集めないと牛乳見合わせはむづかしいかと思いました。生協とか要チェックですね。
6:先日の勉強会には市長はきませんでしたね。杉並や世田谷ではこどもを守る会と区長が直接面会したようです。狛江の市長は関心がないのですね。
7:契約農家を増やしてほしいの回答が努力します…だけとは誠意の無い返事だわ…
現状、他の農家を当たっているのか、目星はついてるのか、使用頻度を月にどの程度にできるのか、など詳細伺いたい!今のままではサギですよ…
D.
あの陳情が採択された事に対するリアクションはほぼないんだなという悲しい気持ちになります。
狛江市独自の動きというものがひとつも見当たらないというのは何なんでしょうね?
矢野さんには今度の選挙でとっととやめて頂いて、市民の声を聞く耳を持った人に市長をやってもらいたいです。
E.
四月からの給食の検査については、どうなんでしょう。三月でさあ終わり、ってことだったら、、声をあげていきたいです。
F.
5) 産地曖昧さや格差をなくして、といった点に答えていただいてないですね。公表してればいいでしょ!という姿勢が見え隠れ…
7) 具体的にどのようなことを検討してくださるのか明示してほしいです。
2、3、9) 今までの測定結果から見ても安全ですと主張されるのは大雑把すぎです。4月以降の予定も何も示されていないですし、狛江独自では何もせずにすませたい、これで終わりにしたいという感じで…予算もマンパワーもないということでしょうか。
それぞれの回答について、ご意見のある場合は、コメント欄にご記入ください。
そのまま、市民の声として、市に返していきたいと思います。
http://papaman1.exblog.jp/15444168/
昨日、狛江市より回答がありました。
年度末のこの時期に回答をいただけたことに市に対して感謝するとともに、
これを機会に議論が深まることを期待します。
PDF版
http://twitdoc.com/upload/shinzawa_k/komae-kaito2012-03.pdf
内容的には、いままで市から説明を受けたものから、一歩踏み込んだものはないようです。
市はきっと、コマエノコドモは、ずっと同じことを言っていると思っているのでしょう。
だから同じ返答になるのでしょう。
でも、僕たちが、なぜ同じ問いかけをするのかを理解できていないようです。
僕は、できないならできないなりに「なぜ、難しいか」という説明がほしいのです。
それがほとんどないのが残念です。
それがあれば、「代案」「対案」の提示ができるのです。
限られた条件のなかで、ともに考える事が出来るのです。
この町は、残念ながら、それが苦手なようです。
コマエノコドモのメンバーの要望書についての感想を紹介します。(4月7日追加)
A
気になったのはまず2の要項。
こちらは土壌の検査を要求しているのに、たった4回の農産物の検査結果を引き合いに出すのは質問・回答がちぐはぐです。
農産物によっての移行率のちがいがあるし、野菜で不検出でも土壌が安全とは限らない。農産物と土壌を分けて考えて欲しいです。土壌については回答頂けなかったと受けとっています。
農産物の検査については、畑によっても汚染度にばらつきがあるはずで、狛江市全体の農地に対して4回の検査では少なすぎると思います。都の検査だけに頼らず狛江市としても積極的に地場野菜の測定に取り組んで欲しいです。
あとは、公共施設等の測定や給食の測定・食品産地の選び方に対して、数回の検査で不検出だから現状大丈夫というのは納得できないです。
震災後時間がたって、放射性物質がたまりやすい所に濃縮されているかもしれません。
また、何回かありましたが突然セシウムの降下量が増えたりした後は数日間だけでも関東の野菜は避けるなどの対処をしてもよかったのでは?
事態は流動的なのに数少ない検査結果をもって安全だと言うのはおかしいと思います。
B
市として「子ども達未来を」&市民の声に対して対応するという気はないのだなぁ…というのが正直な感想です。
C
1に関しては、そもそも測定場所が市役所前だけというのが意味あるのかなあと。ホットスポットというものを理解してないですね。市役所なんかより、砂場や公園を順番に測定すべきなのに。
2ですが、狛江の堆肥から基準値超えが出たことに関する危機感ゼロですね。それなりに汚染されてる意識が無いんでは…しかも都の行う検査にたったの1検体出して、全体が掌握できるはずないのに…と呆れました。
3:キノコ見合わせについては評価します。牛乳に関しては海老名でも少量ですがセシウムが検出されたようです。他の検出情報をもっと集めないと牛乳見合わせはむづかしいかと思いました。生協とか要チェックですね。
6:先日の勉強会には市長はきませんでしたね。杉並や世田谷ではこどもを守る会と区長が直接面会したようです。狛江の市長は関心がないのですね。
7:契約農家を増やしてほしいの回答が努力します…だけとは誠意の無い返事だわ…
現状、他の農家を当たっているのか、目星はついてるのか、使用頻度を月にどの程度にできるのか、など詳細伺いたい!今のままではサギですよ…
D.
あの陳情が採択された事に対するリアクションはほぼないんだなという悲しい気持ちになります。
狛江市独自の動きというものがひとつも見当たらないというのは何なんでしょうね?
矢野さんには今度の選挙でとっととやめて頂いて、市民の声を聞く耳を持った人に市長をやってもらいたいです。
E.
四月からの給食の検査については、どうなんでしょう。三月でさあ終わり、ってことだったら、、声をあげていきたいです。
F.
5) 産地曖昧さや格差をなくして、といった点に答えていただいてないですね。公表してればいいでしょ!という姿勢が見え隠れ…
7) 具体的にどのようなことを検討してくださるのか明示してほしいです。
2、3、9) 今までの測定結果から見ても安全ですと主張されるのは大雑把すぎです。4月以降の予定も何も示されていないですし、狛江独自では何もせずにすませたい、これで終わりにしたいという感じで…予算もマンパワーもないということでしょうか。
それぞれの回答について、ご意見のある場合は、コメント欄にご記入ください。
そのまま、市民の声として、市に返していきたいと思います。
by shinzawa-k
| 2012-03-30 21:04
| 狛江市との話し合い