瓦礫焼却に関するメモ1
瓦礫およびごみ焼却の問題は最近になってようやく目が向くようになってきました。以下、自分用のメモですが、なにかの参考になればと思い、アップします。
がれきはまず宮古のものから受け入れが始まったが、3月から女川のものが入ってきている、
今月3日以降、都内十六区の十九清掃工場で、来年三月までに約五万トンを焼却する。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/c19bc6dbb6ffae3656e9cda438f35d9f
中西準子氏のようにリスクをある程度理解して、受け入れてはどうかという考え方もある。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak581_585.html#zakkan582
「広域処理の対象になっているのは、放射線量の低いがれきであって、線量の高い廃棄物は対象になっていないことが伝わっていない。広域処理の対象に なっている可燃性がれきの放射線量(放射性セシウムによるがれき)は240 ベクレル/kg(以下、Bq/kg)または480 Bq/kg以下であって、福島県のがれきは含まれない。」
それ以前に、都内の一般ゴミ焼却、スラッジプラント等の汚泥焼却灰からは放射性物質が検出されている。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/3d029695e5c180cf9897829d414e8156
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/4adb2ddc788f0d57a9538a025c201d29
瓦礫に関する環境省のガイドラインはこちら
http://www.env.go.jp/jishin/attach/memo20120111_shori.pdf
女川の瓦礫だが、4月の23区受入予定は、墨田、太田、港、品川、そして先月に続いて新江東となっている。事務組合曰くの「環境調査の2週間」とのこと。輪番制で2週間づつ試して環境測定をするのだろうか。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/onagawa-2.html
隣区の世田谷の説明会の様子。
2月28日 【世田谷区】 宮城県女川町の災害廃棄物の受入にかかわる住民説明会
http://togetter.com/li/265375
同じく配布資料
http://twitdoc.com/U54
狛江市のゴミを焼却しているのは、多摩川対岸の稲城市の多摩川衛生組合という施設
狛江市、府中市、国立市、稲城市の4市の可燃ごみもここで焼却される。
多摩川では、4月か5月頃に合同の説明会が行われ、焼却開始という情報がある。
多摩川衛生組合HP
http://www4.ocn.ne.jp/~tamagawa/
放射能測定はここ
http://www4.ocn.ne.jp/~tamagawa/tamagawa/nanndemo/housyanou.pdf
(備考)
飛灰(Fly Ash)とは、ごみなどを燃やして処理する際に発生する灰のうち、排ガス出口の集塵装置によって集められたばいじんと、ボイラーなどに付いて払い落とされたばいじんの総称とのこと。廃棄物処理法で定めた方法で処理しなくてはならない。具体的には、重金属の溶出を防ぐためにキレート剤などの処理剤を加えて固形物(飛灰固化物)とする。つまり焼却炉のなかの煤塵を固めたもの。国の基準では、8,000Bq/kg以下は、一般廃棄物処分場での埋め立てが可能。
スラグとは 一般廃棄物の焼却灰を1,200℃以上の高温で溶融した後、水冷して得られた固化物で100Bq/kg以下のものが建築資材として再利用される。
参考:がれき広域処理を憂慮する有志・沖縄準備会の陳情書
http://yushi.rederio.org/archives/15
現時点での自分が疑問に思うところ
1.女川の瓦礫受け入れ以前に、現在のゴミ焼却のシステム自体に、放射性物質を拡散してしまう弱点があるのではないか?
2.放射性セシウムは水に溶出しやすいため、それを含む飛灰を海面埋立すると、海の汚染が進む可能性があるのでは?
3.放射能汚染検査には不備があり、安全性を確保できないのではないか?
4.原子力規制法と矛盾する、ダブルスタンダード(二重基準)の問題があるのではないか?
5.焼却施設の従事者の健康を守っていけるのだろうか?
がれきはまず宮古のものから受け入れが始まったが、3月から女川のものが入ってきている、
今月3日以降、都内十六区の十九清掃工場で、来年三月までに約五万トンを焼却する。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/c19bc6dbb6ffae3656e9cda438f35d9f
中西準子氏のようにリスクをある程度理解して、受け入れてはどうかという考え方もある。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak581_585.html#zakkan582
「広域処理の対象になっているのは、放射線量の低いがれきであって、線量の高い廃棄物は対象になっていないことが伝わっていない。広域処理の対象に なっている可燃性がれきの放射線量(放射性セシウムによるがれき)は240 ベクレル/kg(以下、Bq/kg)または480 Bq/kg以下であって、福島県のがれきは含まれない。」
それ以前に、都内の一般ゴミ焼却、スラッジプラント等の汚泥焼却灰からは放射性物質が検出されている。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/3d029695e5c180cf9897829d414e8156
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/4adb2ddc788f0d57a9538a025c201d29
瓦礫に関する環境省のガイドラインはこちら
http://www.env.go.jp/jishin/attach/memo20120111_shori.pdf
女川の瓦礫だが、4月の23区受入予定は、墨田、太田、港、品川、そして先月に続いて新江東となっている。事務組合曰くの「環境調査の2週間」とのこと。輪番制で2週間づつ試して環境測定をするのだろうか。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/onagawa-2.html
隣区の世田谷の説明会の様子。
2月28日 【世田谷区】 宮城県女川町の災害廃棄物の受入にかかわる住民説明会
http://togetter.com/li/265375
同じく配布資料
http://twitdoc.com/U54
狛江市のゴミを焼却しているのは、多摩川対岸の稲城市の多摩川衛生組合という施設
狛江市、府中市、国立市、稲城市の4市の可燃ごみもここで焼却される。
多摩川では、4月か5月頃に合同の説明会が行われ、焼却開始という情報がある。
多摩川衛生組合HP
http://www4.ocn.ne.jp/~tamagawa/
放射能測定はここ
http://www4.ocn.ne.jp/~tamagawa/tamagawa/nanndemo/housyanou.pdf
(備考)
飛灰(Fly Ash)とは、ごみなどを燃やして処理する際に発生する灰のうち、排ガス出口の集塵装置によって集められたばいじんと、ボイラーなどに付いて払い落とされたばいじんの総称とのこと。廃棄物処理法で定めた方法で処理しなくてはならない。具体的には、重金属の溶出を防ぐためにキレート剤などの処理剤を加えて固形物(飛灰固化物)とする。つまり焼却炉のなかの煤塵を固めたもの。国の基準では、8,000Bq/kg以下は、一般廃棄物処分場での埋め立てが可能。
スラグとは 一般廃棄物の焼却灰を1,200℃以上の高温で溶融した後、水冷して得られた固化物で100Bq/kg以下のものが建築資材として再利用される。
参考:がれき広域処理を憂慮する有志・沖縄準備会の陳情書
http://yushi.rederio.org/archives/15
現時点での自分が疑問に思うところ
1.女川の瓦礫受け入れ以前に、現在のゴミ焼却のシステム自体に、放射性物質を拡散してしまう弱点があるのではないか?
2.放射性セシウムは水に溶出しやすいため、それを含む飛灰を海面埋立すると、海の汚染が進む可能性があるのでは?
3.放射能汚染検査には不備があり、安全性を確保できないのではないか?
4.原子力規制法と矛盾する、ダブルスタンダード(二重基準)の問題があるのではないか?
5.焼却施設の従事者の健康を守っていけるのだろうか?
by shinzawa-k
| 2012-03-27 00:18
| がれき